こんにちは、実家片付け歴5年を迎えましたこのかです。
片付けを年数回のスローペースで進めているため歴だけ立派になってきました。
私の両親は物を整理するのがとても苦手です。
実家で暮らしている時もうすうす気づいていたのですが、結婚前に夫が実家に挨拶に来ることになり慌てて家を片付けなければ!と焦って片付け始めたのが、実家の片付けの始まりです。
実家を片付ける際に覚えておきたいこと
実家を片付けるときに忘れないようにしていることは、「実家は自分の家ではなく親のものであること」これが最重要です。
・いくら使っていないものが山積みになっていようと!
・ほこりが厚くたまっていても!
・同じものが使いかけであちこちに置いてあっていても!
・カビが生えていても!
・何に使うのか理解できない物がたくさん出てきても!
全て親の持ち物で自分の持ち物ではありません。
こちらがよかれと思ってやっていても、一歩間違えるとこちらの価値観を押し付けるだけのありがた迷惑で、親との関係を壊すことになってしまいます。
事実住んでいるのは私ではなく親で、親にとっては不自由なく暮らしており、片付けたいのは私の価値観からくるものです。
実家を片付けるとき気をつけていること9つ
そう言いながらも、怒ってしまったりすることも多々あります(笑)
結婚前の挨拶に来た夫に、「この子鬼だけど大丈夫…?」と両親が確認していたのは忘れもしません。
2人は笑って言っていましたが、わりと本気で言っていたんじゃないかなと思います。
優しさで掃除していたつもりだったので私はびっくりしたのですが、それ以来お互い気持ちよく前向きに片付けるにはどんな声がけや配慮が必要なのかと考えながら進めるようになりました。
そんな私が気をつけている工夫について今日は書いてみたいと思います。
①捨てないでと言われたものは一旦捨てない
捨てないと言われた時は理由も聞いてみます。親も理由を考えるきっかけになるからです。
理由を聞いて代替案が出せる時は代替案を提案してみて、それでもダメなら今回はダメだと諦めて一旦放置します。
ダメと言っても一年後くらいにまた聞くと確かに使ってないという再確認になり捨てていいと言ってくれることもありますし、時間が経ってもダメならそれほど大事なものなんだと受け止めます。
②価値観を否定しない
親の世代は物を大事にするという価値観が根底にありますし、否定されるのは誰だって嫌です。
例えば長く使っていた物を捨てる時には、「こんなにボロボロなのにまだ捨てないの?」という言い方よりも「これ良くここまで使ったね〜」など出来るだけ否定しない言い方になるように考えています。
③一気に片付けようとしない
一気に片付けたい気持ちもありますが、親も気持ちの整理に時間がかかるので時間がかかるものと自分に言い聞かせています。
このあたりこうなったら便利かな〜?とどう片付けたいか一言言っておき、反応をみながら次回言った場所の片付けを進めていく感じです。
そして反応が前向き(片付けても良さそう)な場所から手をつけていくと、少しずつですがいつかは片付いていきます。
④片付けできていない状態を客観的に見てもらう
片付け前にYouTubeでゴミ屋敷の片付けの動画を一緒に見るのもおすすめです。
誰でもそうなってしまう可能性があると危機感を持ってもらうのと、この系統の動画をみると不思議とちょっとだけ片付けようかなという気持ちになります。
「うちはこれほどじゃないけど、こうならないように少しだけやっておこう」と言うと片付ける能力があることは分かっているよというメッセージになるかと思っています。
⑤捨てるだけじゃなく、捨てた後のイメージも一緒に伝える
「これがなければこっちをこういう風に置けるけどどう?」のように今以上に便利になる可能性を一緒に伝えてみます。
こちらから提案した時、両親がこうおいた方が〜と言ったらそのやり方を採用するのも◎です。
ちゃんと住む方の事も考えてくれているなら協力したいという気持ちになりやすくなるかと思います。
⑥片付けるための棚やボックスを最初や途中に買わない
物を減らしてからじゃないと希望の配置位置がどんどん変わってしまうので、これは片付けが遠回りになってしまいます。
片付けようとして自分がゴミを増やさないようにするのも大事な事です。
⑦5→0にするのではなく5→3でもOK
今の技術でコンパクトにできそうな物は、お金を出して形を変えてコンパクトに残すと言うのも◎だと思います。
今後の課題ですが、アルバムや山のような書類のボリュームダウンを考えてます。
⑧捨てるだけで終わらないようにする
たまに新しい服や美味しそうな物お土産で持っていって、捨てるだけじゃないということを理解してもらいたいと思っています。
その気持ちが伝わっているかは不明ですが(笑)
捨てる→物がなくなる→寂しい生活というイメージになってしまわないように、使わないものを捨てても暮らしやすい生活になるだけというイメージになるようにしています。
⑨子供であることを忘れない
片付けの時どうしても親と子の立場が逆転しそうになるので、親が何かしてくれた時は素直に甘えるようにします。
と以上こんな感じでやっています。
鬼と呼ばれる私ですが、最近は前より提案を受け入れてくれているような気がします。
人によって親と子のそれぞれの性格や関係性も違うと思うので、何か1つでも試せるものがあったら嬉しいです。
それでは皆さん良い片付けライフを!私も頑張ります!