子なしは40歳くらいで人生飽きる問題

こんにちは、このかです。今日も1日お疲れ様です。

先日ネットを見ていたら「子なしだと40歳くらいで大体ライフイベント終わるよね」というコメントに大量のプラスがついているのを見かけました。

それを見ていた私もなるほど確かに!と思って、夫にその話を共有したら夫は全く違う意見で面白かったので、今日はその話について書いてみようと思います。

子なしは40歳で大体ライフイベントが終わるの意味するところ

私はそのコメントを書いた人ではないのであくまで推測ですが、私はこういう意味だと捉えました。

【子供がいる女性のライフイベント】
誕生→子供→学生→社会人→結婚→出産まで行ったら今度は
子供の幼少期→子供の学生期→子供の社会人期→子供の結婚→子供の出産…と子供のライフイベントを共にこなしつつ
親の介護や看取り、配偶者の介護や看取りなどに進む

【独身や子なしの人のライフイベント】
上記の真ん中の黄色い部分がざっと抜け落ちる

そのため自分自身のライフイベントとしては出産前で一度落ち着くので、40歳あたりで大体自分自身のライフイベントが終わるということが言いたいのかなと。

配偶者や親のこともあるけれど、確かに自分自身の出会いが一気に増えたり、新しい世界で何か始まるとかそういうのはぐんと減っていきますもんね。

だからそれくらいの年になると人生に飽きる人が出てくるそういう話のようです。

夫の反応が意外だった

夫には「こういう意見があって確かになって。だから飽きないように興味持ったことは2人でどんどんやって楽しんでやってこう」と伝えてみました。

てっきり「確かになあ」とか「じゃあ何しようか」とかそんな返事が返ってきて、今後のやりたいことでも話し合うのかと思っていたら、不思議そうな顔で「そういう風に思ったことはないなあ」と予想外の答えが返ってきました。

夫の意見「それは自分の想定内のことしかやらないからじゃない?」

そこからいろいろ話したのですが、夫の話をまとめるとこういうことなんじゃないかな?ということでした。

①現状維持の気持ちが強くて自分の想定内のことしかやっていないから
②今この瞬間に意識を向けて生きていないから

それぞれについてもう少し詳しく書くと、

①現状維持の気持ちが強くて自分の想定内のことしかやっていないから

年を重ねていくと行動の結果がだいたい想定できるようになってくるけれど、やったことのない新しいことにチャレンジすると意外な結果になる事もある。

つまりチャレンジしていても自分の想像できる範囲内でのチャレンジしか出来ていないのでは?ということみたいです。

世の中は常に進化してるから、新しいエンタメも職業も料理も技術も…探せば意外とたくさん出てくる。
そういう未開拓分野とかに入って行かずに自分の心地よい場所だけにずっといると変化がないから飽きちゃうじゃないかなと言われて、なるほどなと思いました。

私も2つ目のパート先が同業種にも関わらず全然温度感が違う場所で、仕事に行くたび何かしら想定外の事ではないけれど想定外の話が耳に入ってくる職場で刺激をもらっています。

それまでは飽きたと似たような感覚になったこともあったけれど、その職場に行くようになってからそんなことは感じなくなった気がします。

なので自分が新しい事にチャレンジするだけじゃなく、自分が刺激をもらえるなと思う環境に身を置いたり、私の場合ですが芸人さんの新ネタを見るなど新しいものが出てくる場所に興味を向けてみたりそういうのでも全然違ってくるように思います。

昔から推し活してる人とか新しいドラマの話している人とかって生き生きしてるように見えていたけれど、そういう人達は自分の中に常に新しい風を取り入れているから生き生きしてるように見えたのかなあ、なんて思いました。

②今この瞬間に意識を向けて生きていないから

夫が言うには、自分は最近
・今日は雨だなあ
・今日は晴れだなあ。日差しが強いけど風は気持ちいいな。
・今日の朝の散歩は鳥の声がよく聞こえるなあ
とか毎日何かしら違うことはあるからそういうのがちょっとした楽しみなんだそうです。

そういうちょっとした楽しみやちょっとした幸せに目を向けていると飽きたって発想にはなりにくいような気がすると。

な、なんか、おじいちゃんぐらい落ち着いている…。

夫は公務員が向いていないと現在進行形で悩んでいるのですが、どうにかもっと自分を変えられる余地はないのかと色々試すうちに少しずつマインドフルネスの思考(今この瞬間に意識を向けて生きる)が出来るようにようになってきたらしいです。

このブログを書いていて思ったのですが、私は夫と違って日々雑念にまみれて生きています。

もちろんマインドフルネスなんてしたことも出来たこともありません。

でも自分が迷ったり悩んだりするのは夫のように今この瞬間に意識を向けて生きることが出来ていないからなのかもとこれを書いていて気づいてしまいました。

でも瞑想とかハードル高そうでまだやる気になれないんだよなあ…。

これは私の今後の課題かもしれません。

私も日常の小さな変化を楽しめるような人になりたい

私は人と考え方が違う時、その人がどうしてそう考えるのか知るのがすごく好きです。

それは自分にはない考え方=自分の知らない世界で興味深いから。

人によってはあれこれ聞かれるのが不快な人もいるので、こういう話に穏やかに付き合ってくれる夫には感謝ですし、日常の些細な変化を楽しんでいたのは全然知らなかったのでそういう生き方は素敵だなと思いました。

確かに「今日はいいくもりだね」とか「今日はいい雨だね」とか笑って言ってくれるところが好きでしたが、もっと夫のことが好きになりました。

マインドフルネスはまだ敷居が高いけれど、いいなと思う考え方や言葉は自分も使えるようにしていきたいです。

とたくさんのろけたところで今日は終わりにしたいと思います。それではまた!