こんにちは、このかです。今日も一日お疲れ様です。
先日マイナンバーカードの電子証明書の更新期限が切れてしまった話を書いたのですが、更新のために市役所へ行った際についでに住民税のことも一緒に聞きに行きました。
私の住んでいる地域を担当している市役所は、住民税関係の部署に週何回か税務署から派遣されているスタッフさんがいて、
・ふるさとが納税きちんと出来ているかとか、
・今回のように副業がバレないように確定申告しているつもりだがそうなっているか
などを聞きに行くと、丁寧に教えてくれます。
以前もふるさと納税が失敗していた時もお世話になりましたが、

本当にありがたいです(*^^*)
副業の注意点等いろいろYouTubeを見て勉強したつもりだったのですが、誤解していたことが分かったので、今回は教えてもらったことを書き残しておこうと思います。
副業が本業先にバレる原因
そもそも副業がバレる原因としては①自分から他の人に副業していることを話してしまう②住民税から会社の総務の人が気づいてしまうの2つが大きな理由だそうです。
それぞれもう少し詳しく書くと、
そんな人いるのかな?と思いますが、意外といるらしいです。
世の中も副業を薦める雰囲気になってきたので副業禁止は減ってきているようですが、私の職場のようにパートでも兼業しているか1年に2回は面談で確認されたり禁止になっていなくても暗黙の了解というか、いい顔をされない所はまだまだありますよね。
そんな私の職場でも副業について自分から話す人がいますし、直接言わなくても会社の人が探せば見れるようなSNSに書いたり、関係ないと思っていた知り合いが会社の人と実は知り合いなどで情報を入手した人が職場で勝手に情報を広めていたりとそんなこともあるようです。
禁止されていてもいなくても不要なトラブルを避ける為に、話すのは家族や信頼している友人だけにしておいた方が良さそうです。
もう一つのパターンは、同じ会社で同じくらいの給料をもらっている人と比べて住民税が高いと総務の人が気づいて副業を疑われるケースです。
今は昔より会社の収入の他に不動産収入や株の収入等ある人も増えてきているように思いますし、大企業なんかは従業員数も多いのでそれほど突っ込まれることはなさそうですが、副業禁止の会社や小さな会社なんかは理由を問われ問題になる事があるようです。
副業がバレない方法として有名なのは確定申告時に該当箇所に丸をつける方法
副業がバレないようにする代表的な方法は、自分で確定申告を行いその時に
【住民税に関する事項の『給与、公的年金等以外の所得に係る住民税の徴収方法』の徴収方法を自分で納付するに丸をつける】
これが有名だと思います。
自分で納付するに丸をつけると住民税が会社の給料から引かれるのではなく、自分で収める方法に切り替わるので会社にどれくらい住民税を払っているか気づかれないという事なのですが…
私も副業について調べた際にいろんな方がこれを言っていたので、そうなんだ!と思いその通りにしたつもりなのですが、私の場合はそうならなかったのです。
思った通りに進んでいないことに気づいた理由
私のように会社に雇われている人は、通常昨年の収入に対する住民税は毎年6月から12回に分けて給料から天引きされる形で支払うことになります。
今年はイレギュラーで定額減税が導入されるため、自治体の負担を減らすよう7月から11回に分けて支払うといつもと形は違うのですが、上記の方法で住民税を自分で払うと思っていた私は自治体から送られてくるだろう住民税の納付書を待っていました。
退職した時も再就職するまでは給料がない(=住民税を給料から天引き出来ない)ので会社の給料から天引き→市町村から住民税納付の紙が来て自分で支払いますよね。
その時と同様の支払うべき住民税の金額と納付の用紙が7月中旬に差し掛かっても届いていなかったので、また失敗した?と嫌な予感がしていたのです。
定額減税の住民税マイナス1万がちゃんとされているかも確認したかったので、市役所の住民税などの担当部署に今回も聞きに行きました。
該当箇所に丸をつけても住民税が会社天引きになってしまった理由
個人的な状況と市町村によって説明や対応も異なることがあると思いますが、私の場合は自分で納付に丸をつけても私の支払うべき住民税は全て本業の会社からの天引きになりました。
その理由として私が言われたことは2つです。
①そもそも住民税の払い方を選択できる欄は副業のために存在するのではなく、給料や年金以外の収入(不動産所得等)について選択するためのものだから
②副業の総支給額が90万以下だから
それぞれについてもう少し詳しく書いてみます。
①についてはそう言われて気づいたのですが確かに書類には『給与、公的年金等以外の所得に係る住民税の徴収方法』と記載されています。
私の場合は本業も副業もどちらも給与という形でもらっているため、本来は選択できないところなのだそうです。
ですが今現在システム上どう登録されているか確認してくれて、一応書類に丸が付いているので本業と副業の所得税が別々になるよう、つまり副業分の住民税は別になるよう登録上はしてありますと私個人の登録状況のスクリーンショットを見せてくださいました。
なので私の市区町村では、丸をつければ本来の意図ではなくても本業と副業の住民税は別々にしてもらえるとそういうお話でした。
①で別々になるよう登録されていたのに、なぜ私の今年の住民税が本業にまとめて請求されたのか。それは②の条件を満たしていなかったからだそうです。
私が副業を始めた理由は、今の仕事以外に出来る仕事はあるのか知るためだったので副業は月に1、2回の仕事で、かつ去年の8月から始めたので昨年の副業の収入は9万程で総支給は90万円以下となります。
なので今回の住民税は本業も副業の住民税合わせたものが本業の給料から引かれていると、そういうお話でした。
ここは今回教えてもらって初めて知った情報でした。
税金に関しては人によって大きく変わるので、直接担当者に聞いた方が安心
副業がバレない方法に関してはどのユーチューバーさんも同じことを言っていたので、私にも当てはまると勝手に勘違いしてそれ以上情報収集しなかったのが今回の失敗の原因だと思います。
ここに書いたことはあくまで今回相談させてもらった人の解説なので、私と同じ状況じゃなかったり、管轄によって大元の決まりは一緒でも捉え方の違いや処理の仕方が違う可能性があります。
また今後ルールも変わる可能性もあるそうです。
でも『住民税の払い方を自分で納付するに丸をつければ誰でも副業がバレない』とそういう簡単な話ではないんだなということだけ共有したかったので。
税金って本当に色々なパターンがあって私も税金の失敗はこれで3度目なので、直接自分の管轄の人に相談して教えてもらうのが一番だなーと思いました。
私の失敗が誰かの役に立てれば幸いです。それではまた!