【生きのびる防災④】停電対策編

こんにちは、このかです。今日も一日お疲れ様です。

最近生きのびる防災対策として私が家でやっている備えを書いていますが、今日は実際にやっている停電時の対策とと合わせて知っておきたいことを書いてみようと思います。

防災グッツは大学生の頃から少しずつ集めてきましたが、情報もアイテムも日々更新されていくのでその都度私も新しい情報を取り入れていきたいなと思います。

災害時電気を無駄に使わないために知っておきたい3つのこと

停電に耐えられるようアイテムを用意することも大事ですが、停電している状況で何も考えずに電化製品を使っているといくら電源を確保していても足りなくなってしまいます。

そこでまずは余計な電気を使わないために大災害の停電時について知っておきたいことを3つ書いてみようと思います。

①大地震発生時は電話はかけても繋がらないと認識しておく

大震災発生時などは大事な人の安否だけでも知りたい、声だけでも聞きたいと電話をかける人はとても多いそうです。確かに当然の感情ですし、私も何も知らないままだったら絶対に電話していたと思います。

それを数字で見てみるとなんと平常時の数十倍まで急増するため、電話回線に大きく負担がかかります。

そのため急増した負荷で電話回線がパンクしないよう、さらに国の重要機関など多くの人命に関わる組織が使えるように電話回線には圧倒的に制限がかかります。

なので一個人が電話をかけると可能性としてはゼロじゃないけれど、何回も何回もかけて運が良かったら一回繋がるかくらいの確率なのだそうです。

ということは繋がらない電話に使う時間も携帯の電池も、どちらも無駄になってしまうということ。

なので大災害発生時は電話ではない方法で安否を確認する手段を決めておく必要があります。

②お勧めなのはLINE。緊急時プロフィール画像を用意しておくとさらに良い

LINEは大災害時でも電話回線を使わずに連絡を取り合える手段として開発されたというのは有名ですが、そのため位置情報もかなり正確なものになります。

なので連絡が取れるだけではなく、変わり果てた街の中でも、いつもと違うところにいてもお互いの居場所が正確に分かるというのも素晴らしいですよね。

さらにこのような画像を普段携帯に保存しておき、災害時LINEのプロフィール画像を変更するだけで個々に連絡を取らなくても多くの人に一目で自分の安否を知らせることが出来ます。

③災害時には公衆無線LANサービスが開放される

LINEが便利なのは知っているけど、停電してたらどうするの?ってなりますよね。
そこで知っておきたいのが「00000JAPAN(ファイブゼロジャパン)」です。

これは契約者向けのWi-Fiスポットを緊急時はキャリアの垣根を超えて無料で解放しようという取り組みです。

普段は契約者のみのWi-Fiスポットでも必要に応じて「00000JAPAN」という統一されたネットワーク名(SSID)のWi-Fiが開放されて、誰でも無料で使うことが出来ます。

使い方もWi-Fiを探して「00000JAPAN(ファイブゼロジャパン)」が出てきたら、タップするだけでパスワードやメールアドレスなんかも入力せずに接続できます。

こういうのを知ると、災害大国ではあるけれどすごくいろいろ考えられているんだな、日本に生まれて良かったなと思います。

我が家の停電用グッツ

それを踏まえた上で、我が家で用意しているものはこちらです。

数量おすすめ度コメント
ポータブル電源1つ★3災害時は1000Wh〜が推奨されている
ソーラーパネル1つ★3天気の良い日にポータブル電源に充電する用
モバイルバッテリー2つ★510050mAh 1つで私の携帯なら2回程充電出来る
ラジオ付きライト1つ★3懐中電灯、SOSアラーム、手回し充電、USB充電可で3000円位
これよりモバイルバッテリー+懐中電灯の方が良さそう
ランタン1つ★4ホームセンターで1000円位
懐中電灯2つ★5寝室のサイドボードに笛とメガネ、靴と一緒に置いている
ヘッドライト2つ★5トイレ時両手が空いていないとしずらいとの声が多い
首にかけるネックライトもおすすめ
電池各種★4それぞれに必要な規格を必要分購入
SONYの音楽プレイヤー1つ学生の頃使っていた音楽プレイヤーが一応ラジオも聴ける。
捨ててない人はラジオ用にするのおすすめ

ポータブル電源やソーラーパネルは便利ですが、高価で誰にでも勧められるわけではないので★3です。

私自身長年欲しくても高くて手が出せず、最近安全性がさらに改良された商品が出始めたこと、それに伴って大きな割引率のクーポンが手に入った(この記事を書き直している9/1時点ではJackeryまだセール中でした)ので使わずにいたコロナ給付金でようやく購入を決断しました。

予算にそこまで余裕がなければランタン、懐中電灯、ヘッドライト、モバイルバッテリーから少しずつ集めていくのがおすすめです。

工夫している所は明かりがなくても置き場所が分かるように、ライト系にはそれぞれ100均の蓄光シール(日中明かりを貯めて夜光るシール)を貼っている所です。

100均の蓄光シールはとってもおすすめで、私はライトの他に玄関、部屋のドア、窓、棚の位置や幅がおおよそ分かるようにそれぞれ貼っています。

災害時だけではなく普段夜中起きた時も灯りをつけなくても光っているので、眩しい思いをせずにトイレや玄関、ベランダ周囲まで行くことが出来ます。

100均のものでも1つ買うだけでたくさん入っているのと、日中は目立たないので本当におすすめです。

まずはお金をかけないでも出来る防災対策を優先に

ポータブル電源やソーラーパネルは購入するのを迷う人も多いので、

・どういう使い道を見据えて購入したか
・災害用で購入する場合の選ぶポイントや保管の注意点
・実際使ってみて想定通りに使えそうか

などはまた別の機会に書いてみます。

でもまずはお金がなくても備えられる情報についてや買って良かった100均アイテムの方がよっぽど優先度が高いので、そちらの方から先に共有できればいいなと思っています。

それでは、また!