夫の転職を快く許せなかった本当の理由

こんにちは、このかです。今日も一日お疲れ様です。

さて夫の転職日記ですが…と言いつつ、これは私自身の問題解決日記です。

最初は全然気づいていなかったのですが、夫の転職の不安や悩みをこのブログに書いていくうちにこれは夫の問題ではなく自分の問題なのでは?と気づくようになってきたのです。

今回は夫の転職に関して快く背中を押せなかった一番大きな理由が分かったので、そのことについて書いてみようと思います。

自分に厳しい人は他人にも無意識に厳しくしてしまう?

私が自分の問題だと気づいたのは「自分に厳しい人は他人にも無意識に厳しくしてしまう」という話を耳にしたことがきっかけでした。

仕事も家事も全体的に能力が低くおっちょこちょいなので自分に厳しい自覚のなかった私ですが、その話を聞いた後少しずつ思い当たることが浮かんできたのです。

例えば夫の転職に関しては体や心を大事にしてほしいと思いつつも、

・自分の転職時は年収を下げないようにしたから、夫もそうして欲しい
・自分の転職時は転職期間中も手当をもらったりなるべく家計に響かないようにしたから夫もそうして欲しい
・自分は具合が悪くても最大限働ける時間は働こうと頑張っているから、夫も体を壊さない程度に最大限頑張ってほしい

と、こういうことを感じていました。

つまり良い家庭にするために自分なりに頑張っているから、当然夫も同じ思いで同じように頑張ってくれるだろうと思っていたという事です。

この書き方だと聞こえはいいですが、私の場合家計にゆとりがある家庭という自分の理想を勝手に掲げて、勝手に頑張って、夫にも同じことを求めていました。

しかも身の丈と理想がだいぶ離れているのに無理に理想を追いかけようとしたせいで、頑張っているのに理想に届かない苦しさと、さらに夫も同じように頑張ってくれないもどかしさというのを感じていたように思います。

このあたりが夫の転職を快く許せなかった理由であり、自分に厳しく他人にも厳しいに関係してくる所かなーと思ったのです。

私は頑張っているという認識で厳しさに繋がると思っていませんでしたが、おそらく自分に厳しく他人にも厳しい人は皆自分は頑張っているだけだと思っているので、他人に頑張りを強制していることに気づかないのだと思います。

自分にも夫にも厳しいのは不幸の始まり

頑張る事は良い事ですし、厳しいこととも現状より低迷せず今以上に成長出来るきっかけになることもあるので完全に悪ではありません。

でも適切に目標設定することや、厳しさの程度や頻度、それが発揮される場面ってすごく大事ですよね。

厳しさばかりだと人間潰れてしまいますし、人は居心地の良いところに留まりたくなるものです。

自分にも夫にも厳しいと、お互い余裕がなくなって、余裕がなくなれば相手を責めるようになって、相手を敵だと思うと協力する事も出来なくなって、最終的に家庭が地獄になってしまいます。

最初は二人で幸せに暮らしたいと思って頑張っていたはずなのに、その厳しさが地獄の結婚生活の始まりになってしまったらそんな悲しいことはありません。

自分の幸せを自分で壊すことになってしまいます。

ただでさえ社会で生きていく事が大変なこの世の中で、家庭も厳しかったら休まる場所がなくなってしまいます。

そう考えると夫婦の中には厳しさはそれほど必要なくて、それ以上に味方でいることや相手への労り、そして相手の考えを知るための会話がたくさん必要なんだなあと改めて思いました。

自分に厳しく他人にも厳しいが起こる理由

何でこういうことが起こるのか自分なりに考えてみると、相手を別の一個人と切り離して考える事が出来なくなると起こるのかなと思います。

私の場合は夫が自分の味方と思い込んでいたせいで、また自分とは別の人間なんだという事を忘れてしまっていたんです。

職場の人や友人・自分の親に関しては、自分と違う考え方でも相手が幸せならそれで良いと思えるのに、夫の事は良い意味でも悪い意味でも運命共同体くらいに考えてしまっていて、いつの間にか自分と切り離して考えることが出来なくなっていたんだと思います。

自分に厳しく相手にも厳しい問題は親子間や職場でも起こると思うのですが、その場合も相手を別の一個人と切り離して考えられない事が根底にあって、さらに厳しくする側が相手のことを無意識でも自分の支配できる対象と捉えていると起こってしまうように思います。

いずれのパターンでも相手との関係そのものが壊れる可能性があるので、まずは自分と相手を切り離して考えるそれが大事なのだと思います。

自分の理想はあくまでも自分の理想

理想があってそれに向かって頑張ることはとても良いことです。

でもその理想はあくまで自分の理想なので、相手との理想を思い描くときは方向性が合ってたとしても具体的なことは擦り合わせていく必要があります。

それは相手が夫でも子供でも友人でも両親でも職場の人でも同じです。

こうやって書いてみると当たり前のことだと分かるのに、私は全然気づいてなかったです(>_<)

大事なこととか当たり前のことはたくさんあるのに、今生きているだけで精一杯で見失ってることばかりです。

でも夫が側にいてくれるうちに気づけたので、今までの分も夫を大事に出来たら良いなと思います・:*+.\(( °ω° ))/.:+

自分に厳しく夫にも厳しいを卒業するためにいろいろやってみたことについてまた次回書いてみようと思います。

それでは、また!