こんにちは、このかです。
既に私達の生活と切り離せなくなってきているAI技術ですが、生成画像、ポスター、漫画、プログラミング、ゲーム、本の出版など本当に色々な分野での活躍が凄まじいですよね。
最初は面白いなーと思って本を読んだり、実際にChat GTPを使ってみたもののあまり使いこなせずそのままになっていました。
ですがつい最近Chat GTPの無料セミナーを見つけて参加してみたら思った以上に学べたので、今回は無料セミナーで学んだことをブログに残しておこうと思います。
参加したのは
私が今回参加したのは、日本で初めてのAIの学校を立ち上げた方の無料セミナーです。
何をするにも手間賃というものがきちんと支払われるようになった昨今、なぜ無料でやっているのか、怪しいやつかな?と思ったのですが、無料の理由はその会社のAIツールやAIの学校の宣伝を多く含むものだからです。
そのためセミナーの途中に多くその学校の宣伝も入りますが、途中で離脱したAI初心者からすると学校を運営しているだけあって説明が上手で、実際の指示の出し方やコツ、AIの活用方法やどのように仕事に活かしていくかまで初心者には十分な内容を無料で知れたので悪くはなかったです。
今回私が参加したのはYouTubeのアーカイブを見るタイプで、宣伝は早送り出来たのも大きいですね。
私はただChat GTPを使えるようになりたかっただけですが、AIの学校、AIを仕事に活用することに興味がある人にはより面白い内容だったと思います。
Chat GTPを上手く使いこなすには指示出しが全て
Chat GTPはアインシュタインほどの頭脳をもつが心は子供と言われるように、指示の意図を汲み取るのがとても苦手です。
ですがChat GTPが理解出来る指示が出来さえすれば、大幅な時間、労働、気力などの短縮が手に入るし、他の人の手を煩わせずに自分で出来ることも増えていくとても魅力的なツールです。
ここではChat GTPに指示を出す時にしっかり組み込みたいポイント①〜⑦とプラスワンについて私が学んだことを書いていきます。
①前提条件
タイトル、依頼者、前提知識、目的と目標などを与えて方向性を指示するもの
→これから作るものの方向性を伝える作業
②登場人物(ペルソナ)の設定
読み手と書き手のペルソナを設定する
→キャラ設定で人間味アップ。魂を入れる作業。AIは読み手の背景や知識レベルに合わせて文章やコンテンツを生成してくれるので「誰が見るのか、誰が読むのか、誰が使うのか」という点が重要。
③参考情報
解答を作成するために情報を示す
→参考情報を与えることでAIが内容を深く理解し、それを元により良いものを作ってくれる。
④名詞と動詞
何をすべきか名詞と動詞を使ってシンプルに行動を命令する。
→的確な名詞と的確な動詞を使う事が大切。例えばマニュアルという名詞でも操作マニュアルと業務マニュアルでは別物が出来上がる。
⑤形容詞と副詞
名詞と動詞を修飾して解答の精度を上げる。→最後の塩胡椒で味を整えるイメージ。
★ここまでの重要なまとめ★
Chat GTPに対する基本の命令は「形容詞+名詞+副詞+動詞」の4つの組み合わせで構成される
①〜⑤まではChat GTPに何を書くのか(内容)を指示するステップで、ここから下の⑥、⑦はどのように書くのか(表現)を指示するステップになります。
⑥出力形式
出力で形式を指定する。形を整える作業。
→箇条書きで、ビフォアーアフターで、Q&A形式で、表を使って、親子の対話形式で、ストーリー形式でなど。
細かい説明は必要ありませんという指示の出し方も出来る。
⑦文体指定
使用する言葉のスタイルやトーンを定義→口調を操る。
例えば、感情豊かに、分析的に、ユーモラスに、アカデミックに、クリエイティブになどスタイルやトーンの指定
関西弁で、英語で、猫語でなど言語の指定
戦国武将のように、〇〇(芸能人)のようになど人物の指定なども出来る。
プラスワン 追加指示
AIが出力した結果に対してここはもう少しこうして欲しいと要望を出しより完成度を高めていく方法。
→例えば、「もっと詳細な方法を教えて下さい、フォーマルな文体に変更して下さい」など追加の指示を出す。
再度の指示で精度が上がりさらなる高みを目指せる。
ここまで学んでChat GTPを扱うには国語力が重要なんだなあということが分かりました。人間相手でも機械相手でも分かりやすく相手に伝えるって大事なんですね。
こればっかりはすぐに身につくものではないので気長にAIに付き合ってもらおうと思います。
今の時代で生きていくために少しずつ学んでいきたい
流行っているだけあって、私が受けたような無料セミナーはたくさんあるんですね。
今回の無料セミナーは自社の宣伝を多く含んでいましたが、それでもちゃんと有用な技術も教えてくれるし、おまけ教材もたくさんくれたので参加して良かったです。
今回のセミナーで心の残ったのは、新しい技術は自分には必要ない、今のままでいいという人も学ばなければ今のままも保てないという言葉です。
仕事を奪われてしまうという怖さもありますが、クレーマー対応など生きている人への負担を減らしてくれたり、少子化で労働力が減っても支えてくれる重要基盤になったりとどちらかというと希望の方が大きいので、上手くお付き合いしていきたいなと思います。
それでは、また!